「また保育園の持ち物を忘れた」「子どもに片付けなさいと言いながら、自分が一番片付けられない」と落ち込んでいませんか。
ADHDのあるママにとって、忘れ物や家事の段取り、感情のコントロールなど、子育ての毎日はつまずきの連続になりがちです。
- 保育園の持ち物や提出物の忘れ
- 家事の段取りの苦手さ
- 子どもへの感情的な怒り
- できない自分への落ち込み
私自身も不注意優勢型のADHDがありますが、「できないことは仕組みと家族に頼る」と決めてから、毎日が少し楽になりました。

子どもには「ちゃんとして」と言うのに、自分ができなくて情けなくなります…。

その気持ち、すごく分かります。わが家は家電と夫と、ときどき息子にも助けてもらっていますよ。
この記事では、療育施設で働くADHDの母が、子育ての困りごとと、わが家で続けている工夫を正直に紹介します。
ADHDママが子育てで困ること

ADHDには、不注意や多動性、衝動性といった特性があり、大人になってからも生活のさまざまな場面で困りごととして現れることがあります。
子育て中は覚えておくことややるべきことが一気に増えるため、ADHDの特性による困りごとが、特に表に出やすい時期といえるでしょう。

ここでは、不注意優勢型のADHDがある私が、子育ての中で実際に困っていることを5つ紹介しますので、同じように悩んでいる方は自分と重なるところを探してみてください。
保育園の持ち物や提出物の忘れ
子育てで一番困っているのが、保育園の持ち物や提出物をよく忘れてしまうことです。
毎日の持ち物に加えて、行事の準備物や書類の提出期限など、覚えておくことが本当にたくさんあります。
- 行事の日の特別な持ち物
- 提出期限のある書類
- 季節ごとの着替えの入れ替え
保育園の準備は私の担当なので、忘れるたびに子どもや先生に申し訳ない気持ちになります。
「気をつける」だけでは忘れ物は減らないと、何度も痛感してきました。
物の置き場所の忘れ
物をどこに置いたか忘れてしまうことも、日常的によくあります。
地味に多いのが、スマホを車の中に置き忘れてしまうことで、家の中を探し回ったあとに車の中で見つかるのがお決まりのパターンです。
- 車の中に置き忘れるスマホ
- どこに置いたか分からない鍵
- 使ったあとに戻し忘れる日用品
子どもには「片付けなさい」と言いながら、自分は片付けができていないことも少なくありません。
物の置き場所が決まっていないと、探し物の時間がどんどん増えていくのです。
家事の段取りの苦手さ
料理や洗濯、掃除など、家事の段取りを組み立てるのも苦手です。
何から手をつければいいのか分からなくなったり、途中で別のことを始めてしまったりして、気づくと時間だけが過ぎていることがあります。
- 複数の家事を同時に進める難しさ
- 途中で別のことを始めてしまう癖
- 夕方の忙しい時間帯の混乱
特に子どもが帰ってくる夕方は、ご飯の準備とお世話が重なって、頭の中がいっぱいになりがちです。
もともとマルチタスクも作業の切り替えも苦手なので、夫が遅番でワンオペになる週は、毎日ヒーヒー言いながら過ごしています。
段取りが苦手なら、段取りそのものを減らすという考え方に切り替えることにしました。
買い物での買い忘れ
買い物に行ったのに、足りないものを買い忘れて帰ってくることもよくあります。
お店に着くと目の前の商品に気を取られて、家で思い出していた「買わなきゃいけないもの」がすっかり抜けてしまうのです。
- 切らしている調味料
- 子どもの好きなパン
- 洗剤やトイレットペーパーなどの日用品
買い忘れに気づいてもう一度お店に行くこともあり、時間も気力も消耗してしまいます。
頭で覚えておく買い物は、ADHDにとって特に難しい作業だと感じています。
子どもに感情的に怒ってしまうこと
ADHDの衝動性のせいなのか、子どもたちに感情的に怒ってしまうこともあります。
頭では落ち着いて伝えたほうがいいと分かっていても、気持ちが高ぶると、つい大きな声が出てしまうのです。
- 気持ちが高ぶったときの大きな声
- 怒ったあとに押し寄せる後悔
- 言い方を変えたいのにできないもどかしさ
ADHDのある人は、感情のコントロールに苦労しやすいともいわれています。
怒ってしまったあとの関わり方については、このあとのよくある質問でくわしく紹介します。
私がADHDと分かるまで

私がADHDと分かったのは、大人になって、息子の自閉症の診断を受けたあとのことでした。
それまでは、ミスの多さや片付けられなさを「自分の努力不足」だと思い込んでいましたが、診断を受けて初めて、自分の苦手さの理由が分かりました。
ここでは、私がADHDと分かるまでの道のりを、事務職として働いていたころから順番に、そのときの気持ちとあわせて紹介します。
ミスが多かった事務職時代
結婚する前、私は事務職として働いていました。
書類の作成やデータの入力など、細かい確認が必要な仕事が多く、とにかくミスが多かったのです。
- 書類の記入や入力のミス
- 確認したつもりの見落とし
- 頼まれた仕事の抜け
そのたびにたくさんの人に迷惑をかけてしまい、自分を責める毎日でした。
不注意の特性と、細かい確認が多い仕事は相性がよくなかったのだと、今振り返って感じています。
息子の診断がきっかけの受診
転機になったのは、息子が自閉症の診断を受けたことです。
息子のために自閉症のことを調べるうちに、「もしかして私、受動型のASDかも?」と思うようになりました。
- 息子の自閉症の診断
- 自閉症について調べる日々
- 自分にも当てはまる気がした特徴
子どものころからの生きづらさの理由が分かるかもしれないと思い、思い切って精神科を受診することにしました。
子どもの診断をきっかけに、親が自分の特性に気づくことは、実は珍しくないそうです。
ASDではなくADHDという診断
精神科を受診した結果、私はASDではなく、不注意優勢型のADHDと診断されました。
予想とは違う結果でしたが、これまでのミスの多さや物忘れの理由が分かり、どこかほっとした気持ちもあったのです。

診断がついて、ショックではなかったんですか?

驚きはしましたが、「私の努力不足じゃなかったんだ」と思えて、少し気持ちが軽くなりました。
診断を受けたことで、「頑張って直す」のではなく、「苦手を前提に工夫する」という考え方ができるようになりました。
自分の特性を知ることは、自分を責めないための第一歩になると感じています。
私が受診してから診断を受けるまでの流れや検査の内容は、次の記事でくわしく紹介しています。

忘れ物と家事を減らす工夫

ADHDの困りごとは、「次こそ気をつけよう」という気合いや根性だけでは、なかなか減らせません。
わが家では、忘れないように頑張るのではなく、忘れても困らない仕組みをつくることを大切にしています。

ここでは、整理整頓が得意な夫の力も借りながら、わが家で実際に続けている忘れ物と家事を減らすための工夫を、すぐにまねしやすい形で具体的に4つ紹介します。
夫が決めてくれる物の置き場所
物の置き場所は、整理整頓が得意な夫が決めてくれています。
夫が、ちょうどいい箱とちょうどいい場所を選んで、「これはここ」と置き場所を決めてくれるのです。
- 物ごとに決まった置き場所
- 使いやすい箱での分類
- 迷わず戻せる位置への配置
置き場所が決まっていると、「どこに置いたっけ」と探す時間が減り、片付けも少し楽になりました。
苦手なことは、得意な人に仕組みをつくってもらうのもひとつの方法です。
冷凍宅食に頼る料理
料理の段取りが苦手な私は、冷凍宅食のnoshやモグモに頼っています。
温めるだけで食事が用意できるので、夕方の忙しい時間帯でも、献立を考えたり段取りを組み立てたりする負担がぐっと減りました。
- 献立を考える手間の削減
- 調理の段取りの省略
- 忙しい日の心の余裕
以前は、夫が早番の週は早めに寝るので、その前に晩ご飯を作らなければと焦っていましたが、宅食にしてからはとても楽になりました。
「手作りしなきゃ」という思い込みを手放したことで、子どもと向き合う時間と気持ちの余裕が生まれたと感じています。
サービスに頼ることは手抜きではなく、家族を守るための工夫です。
家電のフル活用
家事の負担を減らすために、家電もフル活用しています。
ロボット掃除機のルンバ、食洗機、乾燥機付きのドラム式洗濯機があるだけで、段取りを考えなければならない家事がかなり減りました。
- 床掃除を任せるロボット掃除機
- 食器洗いを任せる食洗機
- 干す手間がいらない乾燥機付き洗濯機
家電に任せられる家事が増えると、「やらなきゃ」と頭の中で抱えておくことも少なくなります。
覚えておくことを減らすことが、ADHDママの家事を楽にするコツです。
スマホのメモとまとめ買い
買い忘れを減らすために、買うものはスマホにメモするようにしています。
それでも抜けてしまうことがあるので、洗剤やトイレットペーパーなど定期的に必要なものは、ふるさと納税などで一気にまとめて買っています。
- 買うもののスマホへのメモ
- 日用品のまとめ買い
- 買い物に行く回数の削減
買い物に行く回数そのものを減らすことで、買い忘れが起きる場面も少なくなりました。
忘れる前提で、忘れても困らない量を用意しておくのがわが家のやり方です。
夫婦の家事と育児の分担

わが家では、夫婦それぞれの得意・不得意に合わせて、家事と育児を分担しています。
交代勤務の夫とも協力しながら、得意なほうが担当するという考え方で役割を決めることで、ADHDの私でも家庭を回せるようになってきました。

ここでは、わが家の家事と育児の分担と、分担を決めるときに大切にしている考え方を、夫との協力の仕方もまじえて紹介します。
わが家の家事と育児の分担
わが家の分担は、料理と保育園の準備は私、掃除はほとんど夫が担当しています。
洗濯物をたたむのは半々くらいで、ゴミ集めは私、ゴミ捨ては夫婦で半々という形です。
- 料理:私
- 保育園の準備:私
- 掃除:ほとんど夫
- 洗濯物たたみ:半々
- ゴミ集め:私、ゴミ捨て:半々
- お風呂:夫が早番の日は夫
きっちり決めすぎず、夫の残業が多いときは私が洗濯物をたたんだり掃除をしたりと、できるほうがやるという柔軟さも残しています。
完璧に半分ずつにする必要はないと考えると、夫婦の分担も気楽になります。
得意なほうが担当する考え方
分担を決めるときに大切にしているのは、得意なほうが担当するという考え方です。
整理整頓が得意な夫が掃除や物の置き場所を担当し、私は料理や保育園の準備を担当することで、お互いの負担が少なくなっています。
- 得意なことを担当する分担
- 苦手なことを無理に抱えない工夫
- お互いの特性を知る話し合い
苦手なことを無理に頑張るより、得意な人に任せたほうが、結果的に家庭全体がうまく回ります。
夫婦でお互いの得意と苦手を共有しておくことが、分担を決めるうえでの土台です。
交代勤務の夫との協力
夫は交代勤務なので、勤務の時間によって家にいる時間帯が変わるのです。
早番の日は、夫が子どもたちをお風呂に入れてくれるので、私は夕方の家事に集中することができます。
- 早番の日のお風呂担当
- 勤務に合わせた役割の調整
- 家にいる時間を生かした協力
毎日同じ分担にできないぶん、その日の予定に合わせて柔軟に役割を変えています。
家族の予定に合わせて分担を調整することで、どちらか一人に負担が偏りにくくなりました。
息子に助けられる場面

忘れっぽい私ですが、ときどき息子に助けられることがあります。
自閉症のある息子は、自分が興味を持っていることについては驚くほどよく覚えていて、私が忘れていたことを教えてくれるのです。
ここでは、息子に助けられた場面のエピソードと、親子で特性があるからこそ感じる補い合いの関係を、わが家の日常のエピソードから、くすっと笑える場面も含めて紹介します。
「パン買わなアカンって言ってたで」
ある日、息子が「ママ、パン買わなアカンって言ってたで」と教えてくれました。
私がぽろっと口にした「パン買わなきゃ」という言葉を、パンが好きな息子はしっかり覚えていたのです。

息子さん、頼もしいですね!

好きなパンのことだからこそ覚えていたんだと思います。おかげで買い忘れずにすみました。
自分が言ったことを忘れてしまっても、息子が覚えていて教えてくれることがあり、本当に助かっています。
子どもの「好き」が、親の物忘れを救ってくれることもあるのです。
興味があることはよく覚えている息子
息子は、自分が興味を持っていることについては、細かいところまでよく覚えています。
私が物を置いた場所や、話していた内容を覚えていて、教えてくれることもあるのです。
- 好きな食べ物に関する会話
- 興味のあることについての予定
- 気になった物の置き場所
すべてを覚えているわけではありませんが、興味のあることに関しては、私よりずっと頼りになります。
子どもの得意なことに目を向けると、親子の関わり方が少し変わってきます。
親子で補い合う関係
私は忘れっぽく、息子は興味のあることをよく覚えているという、親子でそれぞれ違う特性を持っています。
できないことを責め合うのではなく、お互いの得意なことで補い合えると、家族の中で助け合う関係が生まれるのです。
- 親の苦手を子どもが補う場面
- 子どもの苦手を親が補う場面
- 「ありがとう」を伝え合う習慣
息子が教えてくれたときは、必ず「ありがとう、助かったよ」と伝えるようにしています。
親子で補い合える関係は、特性がある家族ならではの強みかもしれません。
子どもの頃の自分と重なる息子

息子と接していると、子どものころの自分を見ているような気持ちになることがあるのです。
私自身も発達の特性があるからこそ、息子が将来どんなことで苦労しそうかが、ある程度予想できると感じています。
ここでは、子どものころの自分と息子が重なる場面と、そんな息子にどんな声かけをしているのかを、同じように親子で特性がある方に向けて、私の思いもまじえて紹介します。
距離感の近さと一方的な会話
息子はいわゆる積極奇異型と呼ばれるタイプのようで、人との距離感がとても近いところがあります。
自分の好きな話を一方的に話したり、気持ちの切り替えがとても苦手だったりするところも、子どものころの私とよく似ているのです。
- 人との距離感の近さ
- 一方的な会話
- 気持ちの切り替えの苦手さ
私も小学生から中学生くらいまでは、友だちとの物理的な距離が近すぎて、周りを引かせていたと思います。
特に中学生のころは空気の読めない発言をよくしていましたし、今でも「そんなことまで話す?」と思われるくらい、心の距離感は少しバグり気味です。
自閉症の子どもの特徴については、次の記事でもくわしく紹介しています。

子どもの特性の中に、親自身の特性を見つけることもあるのです。
先の苦労が予想できること
自分も似た特性を持っているからこそ、息子が将来どんなことで苦労しそうかが、ある程度予想できます。
距離感の近さや一方的な会話は、友だち関係の中でトラブルにつながりやすいことを、私は身をもって知っているからです。
- 友だちとの距離感のトラブル
- 会話がかみ合わないことによるすれ違い
- 気持ちを切り替えられないことによる衝突
先の苦労が見えるぶん、今のうちから少しずつ伝えておきたいことがたくさんあります。
親の経験は、子どもの困りごとを先回りして支える力になると感じています。
子どもの頃の自分に言うような声かけ
息子には、「君が好きなものが、ほかの人も好きとは限らないよ」とよく伝えています。
また、「急に抱きついたり近づいたりしたら、相手の子がびっくりするよ。腕を伸ばした分だけ距離をあけてね」と、具体的な距離の目安も教えています。

息子に言いながら、子どものころの自分にも言い聞かせている気持ちになります。
「腕を伸ばした分だけ」のように具体的に伝えるようにしていますが、正直なところ、息子はあまり聞いていません。
それでも、あいまいな言葉ではなく、具体的な行動で伝えることを、根気よく続けていこうと思っています。
服薬と通院の体験

ここからは、私がADHDの治療として続けている服薬と通院の体験を紹介します。
ただし、薬の効き方や合う薬は一人ひとり違うため、服薬については必ず主治医と相談しながら決めてください。
あくまでも私個人の体験として、これまでに試した薬や副作用との付き合い方を、同じように治療を考えている方の参考になればと思い正直にお伝えします。
私に合っていたストラテラ
私は今、ストラテラというADHDの薬を飲んでいます。
これまでにいくつかの薬を試してきましたが、体質的にはストラテラが一番合っているようです。
- 主治医と相談しながらの薬選び
- 体質に合う薬の見極め
- 定期的な通院での経過の確認
正直なところ、飲み始めて何が変わったのかは自分ではよく分からないというのが本音ですが、副作用は「このくらいなら続けられる」と思える程度です。
薬の効果の感じ方には個人差があるので、気になることは主治医に伝えるようにしています。
コンサータやインチュニブを試した経験
最初に飲み始めたのはストラテラで、その後コンサータに切り替えたり、ストラテラとインチュニブを一緒に飲んだりした時期もあります。
同じADHDの薬でも、人によって合う・合わないがあるため、主治医と相談しながらいくつかの薬を試してきました。
- 最初:ストラテラ
- 次:コンサータ(副作用がつらく中止)
- その後:ストラテラとインチュニブの併用(強い眠気で中止)
- 現在:ストラテラのみ
私の場合、コンサータは日中のぼーっとする感じがなくなりましたが、不注意そのものはそれほど減らず、食欲不振や不眠、飲まない日の強い眠気、飲み始めて1か月ほど続いた強い口の渇きといった副作用がつらかったため、やめることにしました。
そのあとストラテラに戻し、インチュニブも一緒に飲んでいましたが、とても眠くなるうえに効果もよく分からなかったため、今はストラテラだけを続けています。
合う薬や副作用の出方は人それぞれなので、自己判断で薬をやめたり変えたりしないことが大切です。
副作用との付き合い方
薬を飲むうえで、副作用との付き合い方も大切なポイントです。
私の場合は、副作用を和らげる薬も一緒に処方してもらいながら、ストラテラを続けています。
- 副作用を和らげる薬の処方
- 体調の変化の記録
- 気になる変化の主治医への相談
副作用なのかは分かりませんが、服薬を始めてから体重が減ったので、体調の変化も含めて主治医に伝えるようにしています。
体の変化に気づいたら、早めに主治医に相談するようにしましょう。
ADHDママのよくある質問

ここでは、ADHDのあるママが子育てで抱きやすい疑問に、ADHDがある母親として、また療育施設で働く立場からお答えします。
困りごとの現れ方は一人ひとり違うので、自分に合いそうな工夫から取り入れてみることを大切にしてください。
医療に関わることは、自己判断せずに医師や専門機関に相談しながら、無理のない範囲で取り入れていきましょう。
子どもに感情的に怒ってしまったときは?
感情的に怒ってしまったときは、落ち着いてから子どもに謝るのがわが家のルールです。
子どもたちは「いいよ」と言ってくれますが、「大きい声で怒らないで」とも言われるので、そのあとに「ありがとう」「大好きだよ」と伝え、本人が嫌がらなければ抱きしめています。
激高しそうになったときは、家の中や実家であればその場を離れて、気持ちを落ち着かせるようにしています。
大人のADHDはどこで相談できる?
大人のADHDは、精神科や心療内科で相談や診断を受けることができます。
大人の発達障害を診ている医療機関は限られていることもあるので、受診前に、大人の発達障害に対応しているか確認しておくと安心です。
どこに相談すればいいか分からない場合は、お住まいの地域の発達障害者支援センターに問い合わせてみるのもよいでしょう。
家事が回らないときはどうする?
家事が回らないときは、すべてを自分でやろうとせず、家電やサービス、家族の力を借りることをおすすめします。
わが家のように、冷凍宅食やロボット掃除機などを取り入れるだけでも、段取りを考えなければならない家事を減らせます。
子育てに疲れてしまったときの頼り方については、次の記事も参考にしてみてください。

薬を飲みながら子育てしても大丈夫?
薬を飲みながら子育てをしているママはたくさんいます。
服薬で困りごとが和らぐ人もいれば、私のように変化がよく分からない人もいるので、主治医と相談しながら自分に合う方法を探すことが大切です。
気になる副作用や体調の変化があるときは、我慢せずに早めに主治医に伝えてください。
親子で特性があるときの心構えは?
親子で発達の特性があると、困りごとが重なって大変に感じることもあるでしょう。
でも、親だからこそ子どもの苦労が分かったり、お互いの得意なことで補い合えたりするのは、特性がある家族ならではのよさです。
完璧な親を目指すより、親子で「できないこと」を認め合いながら、助け合って過ごしていければ十分だと思います。
まとめ|できないことは仕組みで

ADHDのあるママの子育てには、忘れ物や家事の段取り、感情のコントロールなど、さまざまな困りごとがあります。
でも、置き場所を決める、家電やサービスに頼る、得意な家族に任せるなど、仕組みをつくることで負担は減らしていけます。
- 気合いではなく仕組みで減らす忘れ物
- 冷凍宅食や家電に頼る家事
- 得意なほうが担当する夫婦の分担
- 子どもの得意に助けられる場面
- 怒ってしまったあとの謝罪と「大好き」
まずは、一番困っていることをひとつ選んで、家族や家電に頼れないか考えてみることから始めてみませんか。
できないことがあっても、あなたはダメな親ではありません。
苦手は仕組みと家族で補いながら、親子で笑って過ごせる時間を少しずつ増やしていきましょう。



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