「何度言っても伝わらない」「次の行動に移るたびに泣いてしまう」と悩んでいませんか。
自閉症のある子どもには、言葉で伝えるより、目で見て分かる形で伝えるほうが届きやすいことがよくあります。
- 声かけだけでは伝わらないもどかしさ
- 遊びの終わりのたびの大泣き
- 次の予定が分からないことによる不安
- 視覚支援の始め方の分からなさ
わが家でも、タイムタイマーやホワイトボードを使うようになってから、息子が次の行動に移りやすくなりました。

視覚支援って、なんだか準備が大変そう…。

わが家はタイマーとホワイトボードだけ。身近なものから始められますよ。
この記事では、療育施設で働く自閉症児の母が、家庭と療育の現場の両方で使っている視覚支援の工夫を紹介します。
自閉症の子と視覚支援

視覚支援とは、絵や写真、文字、タイマーなど目で見て分かるものを使って、子どもに情報を伝える方法のことです。
自閉症のある子どもは、耳で聞く情報より目で見る情報のほうが理解しやすいことが多く、見て分かる形にするだけで伝わり方が大きく変わることがあります。
ここでは、視覚支援の基本的な考え方と、自閉症の子どもにとってどんなよさがあるのかを、療育の現場で感じていることもまじえて紹介します。
視覚支援の基本的な考え方
視覚支援は、子どもに伝えたいことを「見える形」にして、理解を助けるための工夫です。
療育の現場では、自閉症の支援方法として知られるTEACCH(ティーチ)の「構造化」という考え方の中でも、目で見る手がかりが大切にされています。
- 活動の内容
- 活動の長さ
- 終わった後の予定
特別な道具がなくても、紙に絵を描いたり、タイマーを使ったりするだけで立派な視覚支援になります。
「言葉で伝える」を「見せて伝える」に置きかえるのが、視覚支援の基本です。
目で見る情報の分かりやすさ
話し言葉は、聞いたそばから消えてしまうため、聞き逃したり、覚えておけなかったりすることがあります。
一方で、絵や文字はその場に残り続けるので、子どもが自分のタイミングで何度でも確認できるのです。
- 聞き逃しても見返せる安心
- 自分のペースでの確認
- 言葉の理解の補助
わが家の息子も、目で見る情報のほうが理解しやすいタイプだと感じています。
言葉が伝わりにくいときほど、見せる工夫が助けになるはずです。
見通しが持てることの安心感
自閉症のある子どもの多くは、先の見通しが持てないことに強い不安を感じやすいといわれています。
「何をするのか」「いつ終わるのか」が目で見て分かると、安心して今していることに取り組めるようになるのです。
- 終わりの時間が分かる安心
- 次にすることが分かる安心
- 急な変化への戸惑いの軽減
見通しを持たせる工夫は、散髪のように苦手な場面でも役立ちます。
見通しは子どもの安心の土台なので、視覚支援で積極的に伝えていきましょう。

親の声かけが減るメリット
視覚支援は、子どもだけでなく親にとってもうれしいメリットがあります。
「早くして」「何回言ったら分かるの」と何度も声をかけなくても、子どもが自分で見て動けるようになっていくからです。
- 同じ注意の繰り返しの軽減
- 親子のぶつかり合いの軽減
- 子どもが自分で動ける場面の増加
私自身ADHDがあり、言ったことを忘れてしまうこともあるので、見える形で残しておけるのは親にとっても助かります。
視覚支援は、親子の両方の負担を軽くしてくれる工夫なのです。
ADHDのある私の子育ての工夫は、次の記事でくわしく紹介しています。

家庭で使える視覚支援の種類

視覚支援というと特別な教材が必要に思えるかもしれませんが、家庭で使えるものは意外とたくさんあります。
タイマーや手描きの絵、ホワイトボードなど、家にあるものや手に入りやすいものからすぐに始められるのが視覚支援のよいところです。

ここでは、家庭で取り入れやすい代表的な視覚支援の種類と、それぞれがどんな場面に向いているのかを紹介します。
時間を見える化するタイマー
タイマーは、目に見えない「時間」を見える形にしてくれる道具です。
中でもタイムタイマーは、残り時間が赤い色の面積で表示されるので、時計が読めない子どもでも残り時間がひと目で分かります。
- 遊びや動画の終わりの時間
- 歯みがきなどの短い活動
- 待ち時間の見える化
わが家では「絵カードタイマー」という無料アプリを使っていて、次にすることの絵と、残り時間が色で減っていくタイマーを一緒に表示できるので重宝しています。
「あと5分」と言われても、時間の長さを想像するのは子どもには難しいものです。
色が減っていく様子を見せると、終わりが近づいていることを実感しやすくなります。
絵や写真のカード
絵や写真のカードは、やることや行く場所を一枚で伝えられる便利な道具です。
「お風呂」「公園」「歯みがき」など、よくある場面をカードにしておくと、言葉だけでは伝わりにくいときの助けになります。
- 実際の場所や物の写真
- イラストや手描きの絵
- 絵と文字を組み合わせたカード
写真のほうが分かりやすい子もいれば、シンプルな絵のほうが分かりやすい子もいます。
子どもが一番分かりやすい形を選ぶことが大切です。
一日の流れが分かるスケジュール表
スケジュール表は、一日の流れや次の予定を順番に並べて見せる方法です。
「朝ごはん→着替え→保育園」のように並べておくと、子どもが自分で次の行動を確認できるようになります。
- 朝の準備の流れ
- 帰宅後から寝るまでの流れ
- お出かけの日の予定
終わった予定を外したり、印をつけたりすると、今どこまで進んだのかも分かりやすくなります。
次に何をするかが見えると、切り替えもスムーズになりやすいでしょう。

その場で描けるホワイトボード
ホワイトボードは、その場の状況に合わせて、すぐに描いたり消したりできるのが強みです。
カードを用意していない場面でも、絵や番号を描けば、すぐに視覚支援として使えます。
- 予定の急な変更
- 何かをする順番の説明
- 約束ごとの確認
わが家でも、どうしても切り替えが難しいときに、ホワイトボードにこの後することを描いて見せています。
準備がいらず、思い立ったときにすぐ使えるので、家庭にひとつあると心強い道具です。
わが家のタイムタイマー活用

ここからは、わが家で一番よく使っている視覚支援であるタイムタイマーについて、使い始めから今までの様子を紹介します。
最初からうまくいったわけではなく、切り替えられるようになるまでには3か月ほどかかりました。
今も苦戦している場面も含めて正直にお伝えするので、タイマーを使ってみたけれどうまくいかないと感じている方の参考になればうれしいです。
使い始めに泣いてしまったころ
タイムタイマーを使い始めたころ、息子はタイマーが何のためのものなのか、よく分かっていない様子でした。
タイマーが鳴って「おもちゃで遊ぶのおしまい!」と私が片付け始めると、泣いてしまうことがよくあったのです。

タイマーを使えばすぐうまくいくと思ってたのに…ってなりますよね。

そうなんです。最初はタイマーの意味が分からなくて当然だったんですよね。
今振り返ると、タイマーと「終わり」の関係を、息子がまだ理解できていなかったのだと思います。
タイマーは、使い始めてすぐに効果が出るものではないと知っておくと、焦らずにすみます。
鳴ったら切り替えられるようになるまで
使い始めのころから意識していたのが、「この赤いのがなくなったら終わるからね」と、赤い部分を指さしながら伝えることです。
毎回同じ言葉で伝えるうちに、息子も赤い部分と「終わり」が結びついていったように感じています。
- 「この赤いのがなくなったら終わるからね」
- 赤い部分を指さしながらの説明
- 毎回同じ言葉での声かけ
3か月ほど続けたころには、タイマーが鳴ると、基本的には自分で次の行動に切り替えられるようになりました。
同じ声かけを根気よく続けることが、タイマーを味方にするコツだと思います。
今も苦戦する寝る前とおもちゃ遊び
タイマーで切り替えられるようになった今でも、寝る前とおもちゃで遊んでいるときは、切り替えに時間がかかる傾向があります。
楽しい遊びほど終わらせるのはつらく、眠い時間帯は気持ちの余裕もなくなりやすいのでしょう。
- 寝る前の切り替え
- おもちゃ遊びの終わり
寝る前は、寝るまでの時間を息子自身に考えてもらい、タイマーを設定してもらうなどの工夫を続けています。
タイマーがあっても、苦手な場面が残るのは自然なことなので、できている場面に目を向けるようにしています。

苦手な場面があっても大丈夫。できる場面が増えていれば十分な前進です!
タイマーを使うときの声かけ
タイマーを使うときは、始める前に「赤いのがなくなったらおしまい」と終わりの約束をしておくことが大切です。
鳴ってから急に伝えるのではなく、先に約束しておくことで、子どもも心の準備ができます。
- 始める前の終わりの約束
- 赤い部分を指さしながらの説明
- 鳴った後の次の予定の声かけ
- 切り替えられたときのほめ言葉
鳴った後に「次は○○だよ」と伝えると、気持ちを次に向けやすくなります。
切り替えられたときは、すぐにほめることも忘れないようにしましょう。
ホワイトボードで見せる順番

タイマーと並んでわが家でよく使っているのが、ホワイトボードに順番を描いて見せる方法です。
息子の要求が重なったときや、きょうだいで親を取り合うときなど、「順番」を伝えたい場面でとても役に立っています。

ここでは、ホワイトボードを使う具体的な場面と、絵が苦手な方でも描きやすいイラストのコツを紹介しますので、ぜひ気軽に試してみてください。
遊びとご飯の要求が重なったとき
息子は「一緒に遊んで!」と「お腹空いた!ご飯食べたい!」を同時に言ってくることがあります。
でも、ご飯の準備をしながら遊ぶことはできないので、親にも順番というものがあるのです。

「どっちもは無理!」って言っても、なかなか納得してくれないんですよね。

そんなときこそホワイトボードの出番です。順番を見せると伝わりやすいんですよ。
そんなときは、ホワイトボードに番号をつけて、やることを順番に描いて見せています。
「今はできない」ではなく「何番目にできる」と伝えられるのが、ホワイトボードのよいところです。
きょうだいで親を取り合うとき
きょうだいで親を取り合うときにも、ホワイトボードが活躍します。
どちらかを後回しにすると不満が出やすいですが、順番を目で見て確認できると、待つことを受け入れやすくなるのです。
- 誰と先に過ごすかの順番
- それぞれと過ごす時間の目安
- 待っている間にできること
口で「次ね」と言うだけよりも、自分の番がいつ来るのかが分かるので、待っている側の気持ちも落ち着きやすくなります。
順番を見える形にすることは、きょうだいげんかを減らすことにもつながります。
絵が苦手でも描ける簡単なイラスト
ホワイトボードに描く絵は、上手である必要はまったくありません。
子どもが「何の絵か」分かればよいので、丸や線を組み合わせたシンプルな絵で十分です。
- お茶わんとお箸でご飯
- 積み木やボールで遊ぶ時間
- 湯船の形でお風呂
- 番号と矢印で順番
絵に自信がないときは、絵の横に文字を添えたり、よく使う絵を決めておいたりすると描きやすくなります。
いつも同じ描き方にしておくと、子どもも見ただけで分かるようになっていきます。
療育の現場で使う視覚支援

ここからは、私が働いている療育施設で実際に使っている視覚支援の工夫を紹介します。
療育の現場では、子どもの年齢や特性に合わせて、文字やイラスト、タイマー、サインなどさまざまな方法を組み合わせており、家庭でもまねしやすいものがたくさんあるのです。
職場で取り入れている工夫のうち、特に家庭でも応用しやすいものを、子どもたちの様子とあわせて紹介します。
今日やることを文字で伝えるボード
職場では、ホワイトボードにその日にやることを文字で書いて、子どもたちに見せています。
文字が読める子どもにとっては、文字で書かれた予定も分かりやすい手がかりになるからです。
- その日の活動の順番
- 活動ごとのおおよその時間
一日の始まりに予定を確認しておくと、子どもたちも見通しを持って活動に参加しやすくなります。
文字が読める子には、文字の予定表も有効です。
公園のお約束カード
公園に行くときには、お約束をイラストにして印刷し、ラミネートしたカードを使っています。
出かける前にカードを見せながら確認すると、言葉だけで伝えるよりお約束が伝わりやすいのです。

私が作ったカードには、「手をつなぐ」「走らない、歩きます」「先生のお話を聞きます」などのお約束が描いてあります。
ラミネートしておけば、何度でも繰り返し使えるので、家庭でのお出かけにも応用しやすい工夫です。
職場でも活躍するタイムタイマー
タイムタイマーは、家庭だけでなく職場でも活躍している道具です。
活動の終わりの時間を見える形にすることで、子どもたちが自分で区切りを意識しやすくなります。
- 好きな遊びの時間の区切り
- 順番を待つ時間の見える化
- 片付けまでの残り時間の表示
家庭と同じ道具を療育の場でも使うと、子どもにとっても分かりやすく、混乱しにくいと感じています。
家庭と療育先で同じ視覚支援をそろえるのも、ひとつの方法です。
マカトンサインと手話の併用
自閉症と重度の知的障害があり、言葉でのやりとりが難しい子どもには、マカトンサインと日本手話を組み合わせたコミュニケーションをすることもあります。
マカトン法は、話し言葉と一緒にサインやシンボルを使ってコミュニケーションを助ける方法です。
ある子が楽しそうにしているときに「楽しいね」と言いながら「楽しい」の手話をしたら、一度だけ笑顔で同じ動きをしてくれたように見えたことがありました。

まだ「かも?」くらいの手応えですが、通じ合えたようで本当にうれしい瞬間でした。
効果はまだはっきりとは分かりませんが、言葉以外の伝え方を増やすことで、子どもとつながれる場面が広がると感じています。
家庭で視覚支援を始めるコツ

視覚支援に興味はあっても、「何から始めればいいのか分からない」「準備が大変そう」と感じる方も多いのではないでしょうか。
最初から完璧な教材をそろえる必要はなく、困っている場面をひとつ選んで、小さく始めるのが長続きのコツです。
ここでは、家庭で視覚支援を始めるときに意識したいポイントを、わが家と療育の現場での経験をもとに、取り入れやすい順に4つ紹介します。
困っている場面ひとつからのスタート
視覚支援は、生活のすべてに一度に取り入れようとすると、親のほうが疲れてしまいます。
まずは、毎日困っている場面をひとつ選んで、そこにだけ取り入れてみるのがおすすめです。
- 遊びの終わりの場面
- 朝の準備の場面
- 寝る前の場面
ひとつの場面でうまくいったら、少しずつほかの場面にも広げていけば大丈夫です。
小さな成功を積み重ねることが、視覚支援を続ける力になります。
子どもに合う絵・写真・文字の選び方
視覚支援で使う絵や写真、文字は、子どもの理解の仕方に合わせて選ぶことが大切です。
同じ「お風呂」を伝える場合でも、写真が分かりやすい子もいれば、シンプルな絵や文字のほうが分かりやすい子もいます。
- 実物に近い写真
- 特徴をとらえたシンプルな絵
- 文字や数字
いくつか試してみて、子どもの反応がよいものを選ぶようにしましょう。
子どもが一番分かりやすい形が正解なので、ほかの家庭と同じである必要はありません。
ラミネートで長く使える手作りカード
繰り返し使うカードは、ラミネートしておくと汚れや破れに強く、長く使えます。
職場でも、イラストを印刷してラミネートしたカードを、何度も繰り返し使っているのです。
- イラストや写真の印刷
- ラミネートでの補強
- マグネットや面ファスナーでの貼り付け
家庭用のラミネーターは手ごろな価格のものも多く、一台あるとカード作りがぐっと楽になります。
一度作れば何度も使えるので、よく使う場面のカードから作ってみてください。
家庭で使える視覚支援グッズやお金をかけないそろえ方は、次の記事でくわしく紹介しています。

できたときに一緒に喜ぶ声かけ
視覚支援を見て行動できたときは、すぐに一緒に喜んであげましょう。
「タイマーで切り替えられたね」「順番を待てたね」と具体的にほめると、子どもも何がよかったのかが分かりやすくなります。
- 具体的な行動を言葉にしたほめ方
- できた直後の声かけ
- ハイタッチなど一緒に喜ぶ動作
ほめられた経験が増えると、視覚支援そのものを前向きに受け入れやすくなります。
「見て動けた」ことを一緒に喜ぶのが、視覚支援を定着させる一番の近道です。
視覚支援のよくある質問

ここでは、視覚支援について多くの親が抱きやすい疑問に、療育施設で働く立場と、自閉症の息子を育てる親の立場からお答えします。
子どもによって合う方法は違うので、わが子の様子を見ながら取り入れられそうなものから試してみてください。
気になる質問から読み進めて、家庭での視覚支援を始めるきっかけや、今のやり方を見直すヒントにしていただければうれしいです。
視覚支援は何歳から始められる?
視覚支援は、何歳からでも始められます。
言葉の理解がまだ少ない小さな子どもほど、目で見て分かる手がかりが助けになることがあります。
まずは写真や実物など、子どもにとって分かりやすいものから始めてみましょう。
言葉が分かる子にも視覚支援は必要?
言葉が分かる子どもにも、視覚支援は役に立ちます。
言葉を理解できていても、聞いた内容を覚えておくのが苦手だったり、気持ちが不安定なときに耳に入りにくくなったりすることがあるからです。
言葉と視覚支援を組み合わせると、より確実に伝わりやすくなります。
視覚支援に頼ると言葉が出にくくなる?
視覚支援やサインを使うと、言葉が出にくくなるのではと心配する方もいるかもしれません。
これまでの研究では、絵カードやサインなどのコミュニケーション支援が言葉の発達を妨げるという根拠は見つかっておらず、言葉を育てる助けになる可能性も報告されています。
心配なときは療育先や言語聴覚士などの専門家に相談しつつ、わが家の息子の言葉の歩みを紹介した次の記事も参考にしてみてください。

手作りと市販品のどちらがいい?
手作りと市販品には、それぞれのよさがあります。
手作りは子どもの生活に合わせて自由に作れるのが魅力で、市販品はすぐに使えて丈夫なものが多いのが魅力です。
わが家のように、タイマーは無料のアプリ、ホワイトボードの絵は手描きと、お金をかけずに始めることもできます。
タイマーが鳴っても動けないときは?
タイマーが鳴っても動けないときは、無理に切り替えさせようとせず、まずは子どもの気持ちを受け止めてあげましょう。
「もっと遊びたかったね」と気持ちに寄り添ったうえで、次の予定や、次にまた遊べるタイミングを見せると、気持ちを切り替えやすくなります。
わが家でも、寝る前やおもちゃ遊びのときは、時間に余裕を持って声をかけるようにしています。
外出先での視覚支援の工夫
外出先でも、視覚支援は持ち運べる形にしておくと便利です。
スマートフォンで写真を見せたり、家で使っているタイマーアプリをそのまま使ったり、小さなカードを持ち歩いたりする方法があります。
公園のお約束カードのように、出かける前に確認するだけでも、外での過ごしやすさが変わってきます。
まとめ|見て分かる安心

自閉症のある子どもにとって、目で見て分かる形の情報は、見通しを持ち、安心して行動するための大切な手がかりです。
タイマーやホワイトボード、手作りのカードなど、家庭にあるものから気軽に始められます。
- 見て分かる形で伝える視覚支援の基本
- タイマー・カード・予定表・ホワイトボードの使い分け
- 同じ声かけを続けるタイマーのコツ
- 番号と絵で順番を見せるホワイトボード
- 困っている場面ひとつからのスタート
まずは、毎日困っている場面をひとつ選んで、タイマーかホワイトボードを使ってみることから始めてみませんか。
すぐに効果が出なくても、同じやり方を続けるうちに、子どもが自分で動ける場面は少しずつ増えていくはずです。
見て分かる安心が、親子の毎日を少しでも穏やかにしてくれることを願っています。



コメント