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0歳から3歳まで、息子の自閉症のサインを振り返って

息子の自閉症のサインを振り返る育児日記のアイキャッチ画像。ミニカーのタイヤを回して遊ぶ男の子と、考えながら見守る母親のイラスト 育児日記

息子は、3歳の誕生日の1週間前に自閉スペクトラム症と診断されました。

今振り返ると0歳の頃から小さなサインはいくつもありましたが、当時の私は「子どもってこんなものかな」と思っていたのです。

この日記では、0歳から3歳までの息子の様子と、そのときの私の気持ちを振り返ってみます。

今思えばあった小さなサイン

0歳から1歳の頃の息子は、立つのも歩くのもゆっくりでした。

ひとりで立ったのは1歳の誕生日の数日前で、歩き始めたのは1歳4か月の頃です。

「いつまでたっても立たないし歩かないな」と思っていましたが、この時期については個人差の範囲だったと思います。

  • 1歳の誕生日の数日前のひとり立ち
  • 1歳4か月での歩き始め
  • ぎゅっとつかまらない抱っこ
  • 遅かった指さし
  • クレーン現象

抱っこをしても、息子は私にぎゅっとつかまってくれませんでした。

指さしもなかなか出ず、欲しい物があると私の手を取ってそこへ連れていく「クレーン現象」がよく見られたのです。

今思えば、これが自閉症のサインだったのかもしれません。

ずっと引っかかっていたこと

ずっと心に引っかかっていたのは、息子が物を回転させる遊びが大好きだったことです。

ミニカーで遊ぶときも、走らせるよりひっくり返してタイヤを回すことに夢中で、全身をくるくる回る動きもよくしていました。

スマホで昔の動画を見ながら、ミニカーのタイヤを回して遊んでいた小さい頃の息子を思い出す母親のイラスト

あるとき、「物を回転させるのが好きなのは自閉症の子によく見られる」という動画を見かけました。

「いや、子どもってそんなもんじゃないの?」と思いながらも、その言葉がずっと頭から離れなかったのです。

身内に相談しても、よくかけられたのはこんな言葉でした。

  • 「大丈夫やろ」
  • 「言ってることはよく理解しとるやん」

一方で、1歳半健診では言葉が出ていなかったことから様子見になり、保育園からも体の不器用さや気持ちの切り替えの難しさを指摘されていました。

2歳3か月で市の発達相談を受け、2歳8か月で実家に帰っていたときに初めて意味のある言葉が出て、2歳9か月には2回目の発達相談を受けることになります。

「大丈夫」という言葉と気になるサインのあいだで、ずっと気持ちが揺れていた時期でした。

診断の日と今思うこと

息子が自閉スペクトラム症と診断されたのは、3歳の誕生日の1週間前、療育センターでの診察のときでした。

診断を聞いたとき、最初に思ったのは「この程度で自閉症の診断って下りるん?」ということです。

家に帰ってからは何も考えられず、いつもの日常を過ごそうとしていたと思います。

わちゃこ
わちゃこ

正直、最初は「療育行かなくてもいいんじゃね?」と思っていました。

息子が自閉症だと、認めたくなかったのだと思います。

そんな私の背中を押してくれたのは、保育園の担任の先生の言葉でした。

担任の先生の言葉
  • 言葉も出始めて、一生懸命頑張っています
  • 療育に通わせるんだったら、今がそのタイミングです

その言葉に後押しされて、診断から約3か月後に息子は療育に通い始めました。

その後、実は私自身もADHDと診断されることになります。

私が子どもの頃は療育が一般的ではなく、近くに療育施設もなかったので、今は自分も早く特性を知って療育に通いたかったという思いもあります。

悩めるママ
悩めるママ

診断を受けたけれど、療育に通うかまだ迷っています…。

悩む気持ちは、私にもよく分かるのです。

家庭それぞれに事情があるので、じっくり考えて、子どもにとって最良の選択をしてもらえたらと思っています。

息子の様子が気になっている方は、自閉症の特徴や療育の内容をまとめた記事も参考にしてみてください。

【療育の現場から】自閉症の幼児に見られる特徴と家庭での関わり方
自閉症の幼児に見られる特徴を、療育施設で働く自閉症児の母が解説。目が合いにくい、言葉の遅れ、こだわり、感覚の特徴を年齢別に紹介し、家庭でできる関わり方や相談先も実体験をまじえてわかりやすくまとめました。
【現場と親の両方から】療育では何をする?内容と1日の流れ
療育では何をするのかを、療育施設で働きながら自閉症の息子を療育に通わせる母が、現場と親の両方の目線で紹介。療育の1日の流れや制作・サーキットなどの活動と育てたい力、職員が意識していること、通って変わったことまでまとめました。
わちゃこ

自閉症の息子の診断をきっかけに、子どもに関わる仕事の経験がないまま療育の世界へ飛び込みました。大学で心理学を専攻していたことで得た児童指導員の資格を活かし、今は療育施設で働きながら息子と娘を育てています。私自身もADHDがあり、親子で発達の特性と向き合う毎日です。療育につながるまでの経験と、療育の現場で学んだことをもとに、同じように悩む親御さんに向けて発信しています。医療の専門家ではないため、診断や治療については医師や専門機関にご相談ください。

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